2010年3月21日日曜日

インク工房 "緋袴"

セーラーのインク工房へ行った件。


セーラーのインク工房へ行ってきました。小田急に乗って新百合ヶ丘へ、エルミロード3階のB-STOCKです。

開店前から入り口の前に並んでたのに、席には先着の女性が。どうやら会場に近い入り口からやってきたようです。緑色のインクを作ってもらっていました。

そして私の番、カバンからおもむろにある物を取り出して「この色をお願いします」と。

< 本物のアレです >

Twitterでこの計画をつぶやいたら「伝説を作る事になる」と言われていましたが、やっぱり伝説を作る事になりそうです。もしも万年筆関連の集まりで「インク工房にアレを持ち込んだ男がいた」という噂を聞いたら私でしょう。

「薄くなる部分はアレが日に当たったような色を」と注文したところ、沈んだ色と明るい色の両立は難しいとのことでした。日に当たった云々は諦めて普段の色でお願いすることに。
「黄色すぎる」「濁りすぎた」と何度もスポイトでの調節。アレは光源の種類や当たり方でだいぶ色が変わりますので、膝の上に乗せたアレを動かすごとに石丸さんからの見え方が変わり「目がおかしくなったのかと思った」そうでした。

ホントに色が変わるんです、神社に行った時は凝視してみてください。
度重なる調整の末にインクが完成。

オレンジ系のインクです。せっかくのオリジナルインクなのでカスタム74透明に入れて赤ペンとして使っています。

2010年3月20日土曜日

プラチナ#3776漆

プラチナの古い製品です。


ペン先はJISマーク入り14k初期タイプでペン芯はエボナイト製(ぼた落ち対策後の改良タイプ)。外観は#3776シリーズには見えません。漆が劣化してマット軸みたいです。