2012年7月4日水曜日

ペリカン M625ダークブルー

ペリカンの銀軸M625です。

新品は高いので中古です。キャップ、首軸、ピストンのつまみが925‰の銀製となっています。

Ag925の刻印が見えます。長さの違う青い樹脂が縦縞状に埋め込まれています。クリップはジャーマンシルバーとのことですが、これは銀の合金ではなくいわゆるニッケル黄銅のことです。

フラッシュを強く焚いて樹脂を透かせてみました。ペリカンらしい吸引機構が見て取れます。K625よりも樹脂が厚いのか、あまり透けません。

金属キャップですのでどうしてもトップヘビーになります。キャップを外した方がバランスが良いと感じる人も多そうです。私はわりと何とでもなるのでキャップをつけて筆記します。現在のところローラー&クライナーのサリックスを入れてみていますが、何インクを入れるか考えている最中です。

M425などは首軸が樹脂ですので、こちらの方が高級感があります。ペン先はFですが、だいぶ太く感じられます。購入時点でソケットからズレていたので自力で修正したのですが、完全に直すにはノックアウトブロックでたたき出す必要がありそうです。

天冠はブルーオーブルー以降の標準となった金属です。M625に関してはこちらの方が格好良いと思いますね。M800は一つ前の黒い天冠の方が格好良いと思います。もちろんそのまた前の樹脂に金属パネルが一番格好良いのですけど。


K625と並べてみました。K625の方が樹脂が薄いのか、青く見えます。通常のスーベレーンは万年筆/ローラーボールとメカニカルペンシル/ボールペンで縞模様と黒樹脂の位置が逆になり、なんともいえないコレジャナイ感を醸し出しているのですが、M625は銀と樹脂の位置が同じです。

くぅぅぅ~~♪