2016年11月8日火曜日

1年以上過ぎました

一年以上サボってましたが、今日も私は元気でいます。
海外から限定モデルを取り寄せたり、地方で終売品を漁ったり。ブログを書かないのは単に写真を撮るのが億劫になったことと、何をブログに載せたのか把握してないからです。

2015年8月23日日曜日

ペリカン M710 トレドブラック

 M800サイズのトレド系万年筆があると、M400サイズのトレドも欲しくなるな?

 M710トレドブラックです。昔あったシルバートレドの復刻版で、天冠が全部金属の今時の奴です。そのうち買おうと思って放置してたらそろそろ無くなりそうになったので買っときました。

 今売ってるトレドはM900トレド、M700トレド、限定品のM910トレドブラック、M710トレドブラックあたりでしょう。M710トレドイエロー、トレドレッドもわりと売ってます。M910トレドイエロー、トレドレッドも売ってるところでは売ってますが…。M910トレドブラックはまだメーカ在庫もあるらしいんですが、選べるうちに行っておくべきのような気もします。

 トレドは食刻で全体を作り、手作業でペリカンの目や羽根といった部分を彫っている様子です。トレドブラックは銀がむき出しなので、金色のトレドよりも表面が硫化してくすんでいくのかもしれません。金トレドと違って銀トレドのペリカンは片方が口を開けています。

 無くなりそうなところを買ったので、選り好みはできませんでした。ペリカンの顔は悪そうで気に入ってるので良いのですが、ペン先についてはどうしようもありません。18Kの銀一色なので交換用に買う事もできません。そういうわけで以前買ったショップオリジナルのコンドルニブを付けてみました。

 銀一色の本体にペン先だけ金一色なのはどう見てもアンバランスですが、あんまり気にしてません。もうちょっとどうにかする方法があればいいんですが、M字幅のペン先をどうにかして細くしたとしても「M字幅表記のF相当特殊研磨ペン先」みたいなものが世の中に残ることになって、後世の人が混乱しそうな気がします。いっそセーラーのペン先でも突っ込んでみた方がわかりやすくて良いのかもしれません。もし手放す時が来たら、元のM字幅ニブに戻してやろうと思います。

 インク窓は緑で、視認しやすくて良いです。この点はただのM800系と比べて秀でています。トレド系の万年筆はこれで3本目ですが、トレドそのもの、しかもM400サイズは初めてです。コンチェルトやテクノロジーはちょっと取り回しに困るところがあったので、小さくて取り回しの良いこのサイズを常用しようと思います。いや、コンチェルトとテクノロジーもインク入ってますけど。

2015年8月22日土曜日

ペリカン EXPO2000 TECHNOLOGY

 EXPO2000 TECHNOLOGYです。

 ドイツで開催された2000年のハノーヴァー万博を記念して作られたモデルで、2000年のTECHNOLOGYの他に、1999年のNATURE(アンモナイトのアレ)、1998年のHUMANKIND(DNAのアレ)の3種類がそれぞれ発売年と同じ本数だけ作られたと記録にあります。国内発売数は少なく(50本とか80本とか)、かつ定価が約20万円と高価だったため中古市場にもあんまり出回りません。ヒューマンカインドとネイチャーはたまに見ますが、テクノロジーは本当に見ません。

 驚くなかれ、新品です。新品だからペリカンの1年保証が付いてます。倉庫に転がってたそうで、定価よりだいぶ割り引いた形での販売でした。

 本品はPF刻印入りのMで、ペンポイントは当時のペリカンらしいカクっとしたあんな感じになっています。インク窓はグレーで、インク残量は見やすいです。天冠とインク吸引つまみに金属のプレートが入っている昔のタイプで、M800系はこのタイプが一番好きです。

 ペリカンのトレドタイプ万年筆はこれが2本目です。数年前にコンチェルトを買いましたが、あちらは銀の食刻に塗料が流し込んでありました。こちらは銀の食刻そのままで、基板のパターンのような模様となっています。コンチェルトは音楽に全てを捧げる如月さんをイメージしての購入でしたが、こちらは「おはよう!!朝ご飯」を歌う如月さんをイメージしています。






ペリカン M805デモンストレータ

 最近サボってましたが私は元気です。サボってた理由は大したものではなくて、引っ越したせいで壁の色が変わってバウンスの色味がうまくいかなくなったとか、集積材のテーブルの木目が邪魔でうまくいかなくなったとか、そんな感じです。

 M805デモンストレータです。当然予約して発売直後に購入しております。M1005のデモンストレータが出たときはまだM800のデモンストレータが店頭に残っていて、残念だなーM805のデモンストレータだったら買ってたんだけどなーとかそんなことを言っていました。まあ、出てしまったんだから仕方ありません。ペリカンのシルバートリム透明軸は全て買うゲッシュを誓ってますので、M205デモンストレータ(透明、青、黄、緑)及びマリーンブルーを所持しています。もうすぐM205アメジストが発売しますが、あれも予約済みです。時計屋の緑スケは勘弁して下さい。

 当初の予定ではM800デモンストレータと同じ部品名プリントありが2015年6月に国内300本、なしが700本の同時発売でしたが、予約殺到とのことでそれぞれ1000本に数を増やし、プリントなしが6月、ありが12月発売となりました。私はM1005とセットで使うことになりますので、プリントなしを購入しました。

 M1005デモンストレータと同じ、銀一色のペン先です。世の中にはバイカラーニブだったら良かったのにという人がいる様子ですが、バイカラーニブが欲しければニブ単品で買えばいいんです。単品買いのできないロジウムメッキ一色のニブの方がレアってもんです。

英語の説明文には金属パーツはパラジウムメッキみたいなこと書いてあったような記憶があるんですが、よく知りません。使い勝手は普通のM800と同じなので、特に書くこともありません。

2014年12月20日土曜日

フィーチャーフォンからスマホへ電話帳を移行する際のふりがな問題について

 PHSから携帯電話へのMNPが始まったので、WX03Kの3年縛り解禁を機にIIJmioへ乗り換えました。とりあえず昔使っていたスマートフォンに入れて使っていたのですが、せっかくなので新しいスマートフォンが欲しくなり、現在はグローバル版のXPERIA Z3 Compactオレンジを使っています。Z UltraとXperia Linkしたりと、色々便利になりました。
ソニーモバイル Xperia Z3 Compact

 Gmailの電話帳と携帯電話の電話帳を全く別のものとして運用したかったことから、Android端末本体の連絡先にWX03Kの電話帳を移動させようとしたのですが、WX03Kの電話帳は拡張子.kbfの京セラ独自形式で、中身がバイナリのため単純に書き換えてインポートできる形式にすることができません。この問題は道具さえ用意できれば簡単に解決可能で、WX03Kから昔使っていたSH-11Cへ赤外線を使って電話帳を移動すればSH-11Cの機能で電話帳をvCard形式としてエクスポートできました。

 ここからが問題で、このvCardファイルをAndroidにインポートするとふりがな情報がインポートされずに抜け落ちてしまいます。これでは連絡帳があいうえお順ではなく漢字の文字コード順で並ぶことになり、非常に気持ち悪い。

 そこでSH-11CがエクスポートするvCardとAndroidがエクスポートするvCardを比較してみると、いくつか違いが見えてきました。vCardでフリガナを表すSOUND;X-IRMC-N;CHARSETの項目に、SH-11CはSHIFT_JIS、AndroidはUTF-8と記載されています。文字コードもこれと同様です。SH-11CからエクスポートしたvCardを開き、SHIFT_JISと書かれた部分をUTF-8へ置換し、文字コードをUTF-8に変えて保存すればいいわけです。これでAndroidでフリガナをインポートできるvCardとなったわけです。
SH-11CのvCardはSHIFT_JIS

AndroidのvCardはUTF-8

参考までに、UTF-8と書き換えるだけ、文字コードをUTF-8にするだけではインポートできても文字化けしてしまいます。両方の変更が必要です。

 これでふりがなも含めてインポートできるようになったのですが、次の問題が発生しました。連絡帳の名前の最後に;(セミコロン)が付いてるのです。それも付いたり付いていなかったりして、何が原因なのかいまいちよくわかりません。

 もう一度vCardを開いてみると、原因がわからないなりにも対処法が見えました。名前の後ろに;が付く項目は、行末に\(円)が付いていたのです。vCardの書式において;はフィールドの区切りを示しており、フィールドの内部に;を使う場合はエスケープとして\を使います。この\が名前の一部として判断されていたわけです。対処法としては行末の\を削除すればいいわけです。今回は\;を;に置換することで対処しました。これでAndroidへフリガナ付きでインポートできるvCardができました。

 この問題、ネットで色々調べてGmailの連絡帳にインポートしろって解決法しか出てきませんでした。Androidスマートフォンを買うに際して初めてGmailアカウントを作成したような人ならこれでいいのでしょうが、私のGmailの連絡帳は10年以上携帯電話と分けて使ってきたためメールアドレス主体であり、色々と雑多で連絡を取らない人までまとめて載っているので、これを電話番号主体の携帯電話の電話帳と合体させるとあまりにも使い勝手が悪いのです。この問題で困る人はけっこういそうなものなんですけどね…?

2014年7月27日日曜日

浮島町公園 飛行機の写真

先日行った浮島町公園にて、飛行機の写真を撮りました。
α55にMINOLTA AF 500mm F8 ReflexとタムロンのA18です。




























2014年7月26日土曜日

ダイソーの偽プラレールをモーター交換改造

改造します。

 なにげなくふとダイソーに行ったときに見つけました。恥も外聞も無さそうなところはともかく、安いおもちゃのモーターならたぶん頭の白い130なんだろうと思って改造のために購入しました。

 中間車両が動力車です。3両までしか連結できないことと専用のレールを走らせることを考えると、これでも良さそうです。

 サイズが小さいので、電池も単三です。ずいぶん簡素な構造をしています。

 2ヶ所のねじを外します。写真を撮り忘れましたが、ペンチでタイヤを無理矢理取り外します。最初はタイヤを取らずに改造しようと色々苦労したんですが、タイヤを取ってしまうのが最善のようです。どうせ100円ですし、壊れたら買い直します。

 取り出したるはABC HOBBYのクレスト130Sバージョン2。タミヤのミニ四駆用モーターと比べてもハイパワーのモーターです。100円のおもちゃに1000円のモーターを仕込むよ!

 付属のモーターはいわゆる頭の白いFA-130のようです。モーター一個100円くらいするので、車両が付いてくるこちらの方がお得なのかもしれません。

 比較。赤黒い方は何か塗ってあるようで、擦ったら地の色が出てきました。

 プラレールやミニ四駆と違い、ウォーム歯車が使われています。ペンチで引っこ抜いて差し替えます。

 部品を納めたところ。プラレールの分解でもそうですが、ギアボックスに軸の両端を固定する歯車はうまく納めるのが大変ですね。

 こちらが改造前。

 改造後。明らかに音が違います。

 改造前。子供向けですので、ゆったり走行します。

 改造後。これは…

 改造前。


 改造後

 いかがでしたでしょうか。確かに速いのですが、レールが無いといまいちよくわかりませんね。一周できるだけのレールを買ってくるのもどうかと思ったので、早々に元に戻してしまいました。クレスト130Sは別のプラレールに載せてやろうと思います。


 おまけ
  余談ですが、先頭車両と後尾車両の何が違うのかを比べてみました。外装はヘッドライト・テールライトの色が違うだけのようです。車両の構造は全く同一なのですが、台車の裏に書いてある数字が違いました。