2013年3月11日月曜日

ペリカン K205ブラック

ペリカンのノック式ボールペン K205ブラックです.

 ペリカンのスーベレーンシリーズ(およびクラシックシリーズ)は多くの種類がありますが,ノック式は200,400番台のみとなります.金属軸の215も含めて3タイプですね.高級ボールペンはツイスト式を採用する場合が多くいのですが,現実的な使いやすさを考えるとノック式の方が使いやすくもあります.パーカータイプで高級ボールペンということを考えると,このあたりも良いのではないかなと.
 詳細は忘れましたが,205は黒,白,赤,限定トープ.215は黒に銀ラインが2種類,400は緑青赤縞と黒,ホワイトトートイス,405は黒と青縞があります.絶版品を含めると緑スケルトンや青地に銀模様など選択肢がたくさんあるのもこのラインです.中央のリングが2重が否かくらいで,機能は同じです.好きなものを選ぶと良いと思います.

セーラー プロギアインペリアルブラックBP

 セーラーのインペリアルブラックボールペンです.

引っ越し等でいろいろ忙しくて,ブログの存在を半ば忘れていました.これを購入したのはいつだったか.リフィルはゼブラのいわゆる4C規格よりちょっと太い(筒には入るが一度入れると純正がゆるくなる程度)ため,他社リフィルを入れるときは少し気をつける必要があります.ペンチでほんの少し潰せば戻りますが.

  カメラの充電機を荷物にしまい込んでしまったため,携帯電話のカメラでの撮影です.この手のカメラは接写に弱いところをどうにかしてほしいものです.

  金属部分は黒色のIP塗装,プラスチック部分は梨子地加工されています.梨子地の素材は通常のPMMAよりも軟らかいらしく,名入れ時は勝手が違うのだとか.
 セーラー純正リフィルを使ってもいいのですが,せっかくなのでゼブラのエマルジョンインクを入れています.ゼブラはインクの種類や色が豊富でいいですね.なんとなく感圧式タッチパネル用のスタイラスリフィルも買ってみましたが,手元に抵抗膜式タッチパネルの電話がありませんでした.後にプリモバ祭にてSoftBankのX02Tを入手しましたが,おもちゃ兼目覚し時計として使っているためこのボールペンをスタイラス化して使うまでに至っていません.
 リフィルを出す機構はツイスト式ですが,ペリカンのような山を越えたらするっと回るタイプでなく,最初から最後まで一定の負荷がかかるタイプでした.比較的軸が太いのでそういうタイプだと芯を出すまでに時間がかかり,あまりよろしいものではありません.字幅が細いのはいいですが,芯を出す感触はペリカンやパーカーの方が良いと思います.
 気になる点もいくつかありますが,ゼブラ製の多様なリフィルを選択できる,見た目が格好よろしい,1万円程度でリーズナブルという点を考えると,わりとお勧めなボールペンだと思います.(リーズナブル?)