2013年10月26日土曜日

ペリカンのMx05デモンストレーターを並べてみた

ペリカンのシルバートリム透明軸を並べました。

 M205を並べます。奥からM205デモンストレータ、M205デモンストレータブルー、M205DUO、M205DUOシャイニーグリーンとなります。

 さらに追加。奥からM1005デモンストレータ、M205デモンストレータ、M205デモンストレータブルー、M205DUO、M205DUOシャイニーグリーン、M605マリーンブルーです。
 M800デモンストレータやM200デモンストレータはゴールドトリムなので除外しています。M805デモンストレータがほしいなあ。

 さて、半年ほどブログ更新をサボっていました。本当は故郷の木持ち東北六県を一本ずつ紹介したり手元に無くて写真を撮っていないあと数本の万年筆を紹介したりしたいところですが、今日はここまでにしておきます。なんだか最近忙しくって、数ヶ月間万年筆を買っていませんでした。今週ようやく一山越えたところでペリカンの新商品が出ましたので、こういった次第です。

M605マリーンブルーとセーラーブルーブラックの比較

比較的色が似ている2本を並べてみます。

 色味の違いがおわかり頂けますでしょうか。

何とも言いがたい違いです。K605マリーンブルーは材が薄いのと内側に銀色のパーツが多いため色が薄く見えますね。ブルーブラックは紫方向のような気がします。

ペリカン M605マリーンブルー K605マリーンブルー

蒼い鳥もし幸せ

 買って来ましたM605マリーンブルー&K605マリーンブルー。アメ横の某店です。

 色は思ったより薄いような濃いような。M625ブルーほど濃くはありませんが、ダイダロスイカロスほど薄くもありません。

 まだインクを入れてません。セーラーのインク工房で作成した"蒼い鳥"を入れようかと思っています。

 K605マリーンブルーはツイスト式のBPです。ツイスト式のツイスト感には大別して2種類あって、ペリカンのBPは「大きな抵抗があるが山を越えると勝手に回る」タイプです。対してセーラーやクロスは「最初から最後まで同じ抵抗が続く」タイプであり、片手でツイストするには前者の方が楽です。ここはK625ブルーと同じく気に入っている点。



 ペン先は14kのEFです。店主曰くEFは人気だとか。シャイニーグリーンもそうですが、そもそもの入荷数自体も注文よりだいぶ少ないらしいです。

 まだインクを入れていないので何とも言えませんが、ペンポイント及び切り割りは写真の通りです。3本から選びましたが、ペンポイントの溶接具合は個体差が大きいように感じました。

 最近は万年筆よりBPの方が使用頻度が高くなり、使うBPも無難なものが増えてきました。K605マリーンブルーはどうでしょうか。K625ブルーよりは無難寄りですが、状況によっては…うーん?

 いわゆるパーカータイプと呼ばれるリフィルです。easyFLOWを入れるのが流行ってますが、どうしましょうね。

 そういうわけで、M605マリーンブルーとK605マリーンブルーでした。

ペリカン M205DUO シャイニーグリーン

君まで届きたい裸足のままで

 さっさと買いに行きたかったんですが、残業残業休出休出でずれ込んでました。M205DUOのシャイニーグリーンです。

 購入はアメ横の某店。4桁円は安くて良いですね。

 蛍光緑のハイライターインクが付属しています。イエローのDUOはインクが透けていましたが、グリーンのハイライターインクは透けません。

 ペン先はステンレスのBB。心なしか黄色のM205DUOよりも出来が良いように思います。

 丸いペンポイントに角度がついてますね。一見するとセーラーのズームみたいな印象を受けました。書いてみれば違いますけど。
 ハイライターインクは思ったより色がおとなしいように思います。黄色のハイライターインクよりも色を抑えた様子。

セーラー プロギアスリムミニ赤

セーラーのプロフェッショナルギアスリムミニの赤です。

 プロギアスリムミニ、廃番になるらしいですね(もうなった?)。赤黄青の3色があったので悩みつつ赤を頂いてきました。

 ミニは尻軸にネジが切ってあり、キャップをネジで固定することができます。これによりキャップを尻軸に被せるよりも全長を長くとることが可能になり、ショートタイプの万年筆でも取り回しの良さを維持しています。

 比較対象として普通のプロギアスリムを探しましたが、そういえば普通のプロギアスリムを持っていませんでした。そういうわけで同じお店で購入したブルーブラックと並べてみます。大きく違うのは尻軸部分ですね。ここ数日の間実用に供してみましたが、思ったより使いやすいです。胸ポケットに収まりが良いのが良いです。

LAMY2000 4色BPにジェットストリームリフィル

LAMY2000の4色BPにジェットストリームのリフィルを入れました。
 これをこうして

 こうじゃ。
 特に言う事もありません。青の変わりに黒の0.5、緑はそのうちステッドラーのオレンジでも入れようと思います。

セーラーのボールペンにジェットストリームリフィル

セーラーのボールペンにジェットストリームのリフィルを入れる話。

 プロギアインペリアルブラックのBPです。フルサイズのプロギアに入っているリフィルはいわゆるゼブラの4C規格に近い太さと長さでして(実際は4Cに比して少々細いため、無理に4Cリフィルを入れると筒が広がり純正リフィルが緩くなってしまいます)、これまでもゼブラのゲルインクリフィルやステッドラーのオレンジリフィル、某社の感圧式液晶用スタイラスなどを入れることができました。先日発売されたジェットストリームプライムのリフィルはいわゆる4Cサイズでして、これをプロギアBPに入れることが可能です。なおプロギアスリムBPはリフィルの形状が違うため、これを入れることはできません。あしからず。

セーラー プロフェッショナルギア(透明)

セーラーのプロギア透明です。

 日本橋の高島屋で購入しました。

 細いっていいですね。

金色のコンバーターをつけてもらいました。

セーラー 積層材(緑)

セーラーの積層材万年筆(緑)です。

 新宿のキングダムノートで入手しました。タイプとしては数年前に廃番になった世界の銘木シリーズ鉄刀木や黒檀と同じ形ですが、金具がつや消しの銀色である点とペン先が銀色である点が違います。このタイプは他にブライヤーと鉄刀木を所持しています。

 噂によるとアメリカで売っていた商品だとか何とか聞きますが、いまいちよくわかりません。緑の他にも赤があったそうで、この赤の積層材は去年ごろプロフィット型の「広島の赤」万年筆として再登場したらしいです。

ペン先は18kの銀色。右上に写っている模様は他と同じように金色です。書き味はもうちょっとというところですが(比較対象になる銘木ブライヤーの書き味が異常なので辛口にならざるを得ません)、実用上問題無いレベル。天冠周囲の小さなアタリ以外に目立った傷が無い状態の良さは奇跡的です。

2013年4月8日月曜日

故郷の木持ち やまがた杉 南部赤松 会津ならの木 青森ヒバ

 東京に引っ越したり岩手に長期出張中だったり色々ありましたが私は元気です.

袋の空いているものは前から持っていたもの,袋に入っているものが今回入手したものです.右から「山形 やまがた杉」「岩手 南部赤松」「福島 会津ならの木」「青森 青森ヒバ」となります.
 今気がつきましたが,南部赤松だけMPでした.後で返品してこないと…
 
 愛媛と広島に行った時はどちらも製造終了在庫無しという残念な結果でしたが,東北地方は当たりのようです.このシリーズはWikipediaの記事でも追い切れていないようで,新商品が出る一方でひっそりと製造終了するものも多く全容の把握はもはや不可能ではないかと思っています.

 店頭に在庫の無かった秋田杉を入手すれば,後は宮城県の宮城杉です.宮城杉と青森りんごはネットショップから購入できるのでそっちを考える必要があるかもしれません.

2013年3月11日月曜日

ペリカン K205ブラック

ペリカンのノック式ボールペン K205ブラックです.

 ペリカンのスーベレーンシリーズ(およびクラシックシリーズ)は多くの種類がありますが,ノック式は200,400番台のみとなります.金属軸の215も含めて3タイプですね.高級ボールペンはツイスト式を採用する場合が多くいのですが,現実的な使いやすさを考えるとノック式の方が使いやすくもあります.パーカータイプで高級ボールペンということを考えると,このあたりも良いのではないかなと.
 詳細は忘れましたが,205は黒,白,赤,限定トープ.215は黒に銀ラインが2種類,400は緑青赤縞と黒,ホワイトトートイス,405は黒と青縞があります.絶版品を含めると緑スケルトンや青地に銀模様など選択肢がたくさんあるのもこのラインです.中央のリングが2重が否かくらいで,機能は同じです.好きなものを選ぶと良いと思います.

セーラー プロギアインペリアルブラックBP

 セーラーのインペリアルブラックボールペンです.

引っ越し等でいろいろ忙しくて,ブログの存在を半ば忘れていました.これを購入したのはいつだったか.リフィルはゼブラのいわゆる4C規格よりちょっと太い(筒には入るが一度入れると純正がゆるくなる程度)ため,他社リフィルを入れるときは少し気をつける必要があります.ペンチでほんの少し潰せば戻りますが.

  カメラの充電機を荷物にしまい込んでしまったため,携帯電話のカメラでの撮影です.この手のカメラは接写に弱いところをどうにかしてほしいものです.

  金属部分は黒色のIP塗装,プラスチック部分は梨子地加工されています.梨子地の素材は通常のPMMAよりも軟らかいらしく,名入れ時は勝手が違うのだとか.
 セーラー純正リフィルを使ってもいいのですが,せっかくなのでゼブラのエマルジョンインクを入れています.ゼブラはインクの種類や色が豊富でいいですね.なんとなく感圧式タッチパネル用のスタイラスリフィルも買ってみましたが,手元に抵抗膜式タッチパネルの電話がありませんでした.後にプリモバ祭にてSoftBankのX02Tを入手しましたが,おもちゃ兼目覚し時計として使っているためこのボールペンをスタイラス化して使うまでに至っていません.
 リフィルを出す機構はツイスト式ですが,ペリカンのような山を越えたらするっと回るタイプでなく,最初から最後まで一定の負荷がかかるタイプでした.比較的軸が太いのでそういうタイプだと芯を出すまでに時間がかかり,あまりよろしいものではありません.字幅が細いのはいいですが,芯を出す感触はペリカンやパーカーの方が良いと思います.
 気になる点もいくつかありますが,ゼブラ製の多様なリフィルを選択できる,見た目が格好よろしい,1万円程度でリーズナブルという点を考えると,わりとお勧めなボールペンだと思います.(リーズナブル?)