キャップにはインナーキャップが入っており、これがペン先の乾燥を防ぎます。このインナーキャップは動くようになっており、キャップが閉まると首軸とインナーキャップが密着するようになっています。 この動き、どこかで見たと思ったらプラチナのセンチュリーに採用されたスリップシール機構と同様のものです。セーラーではキングサイズの他にレアロでも同じ機構を採用しているそうです。
ペン先はロジウムメッキの超大型21Kニブ。個人的な感覚ですが、セーラーの超大型ニブは21K大型ニブよりタッチが柔らかく感じます。
MとBがありましたが、試筆したところ字幅はほとんど変わりませんでした。今回は書いてみての雰囲気からBを選択しています。書き味はなめらかで、調整等の必要性は感じられません。
黒軸のKOP(現代の名工)と並べてみました。同じサイズと形状のはずですが、デモンストレーターの方が大きさを感じにくいように思います。
プロギアファミリーで並べてみました。上からKOPデモンストレーター、モザイク、プロギア、スリムとなります。大きめのモザイクよりもさらに大きなKOPです。プロギアタイプは頭と尻がカットされているぶんプロフィットタイプよりも短くなっており、KOPとプロフィット21がだいたい同じ長さになります。意外と短い(比較的)んですよ。
立場上近いものがあるペリカンM1005デモンストレーターと並べてみました。長さではM1005、太さではKOPが大きくなっています。インク容量は言わずもがな。
国内入荷数は一桁の様子なので、気になる方は日本橋へ。
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