2012年8月1日水曜日

ペリカン R625ダークブルー(旧天冠)

スーベレーン625シリーズも3回目です。

ペリカン K625ダークブルー
ペリカン M625ダークブルー


ペリカンのローラーボール、R625ダークブルーです。前回までの金属天冠と違い、こちらは黒い樹脂の天冠となります。たしかブルーオーブルーから金属天冠に切り替わったのでしたか、625シリーズは売れないので店頭在庫はだいたい黒天冠だと思います。


上からR625、M625、K625です。銀軸を持ちたい思いからちょいちょい買い足していきました。D625やバイオレットのR625も視野に入れているのですが、今度は間が空くような気がします。


ペリカンのローラーボールは万年筆と見分けが付きません。あえて黒天冠を購入したのも、万年筆とローラーボールの区別を付けるためです。中古屋にて新古品としての購入で、リフィルは付属していなかったため三菱鉛筆のUBR-300を入れています。他にもオートの300系リフィルを選べばゲルインクや筆ペンも選択肢に入ります。

キャップを外してみると違いは一目瞭然です。ローラーボールは万年筆と違って立て気味に書かないと筆記線がかすれるなどの問題が出てきますので、キャップは外して書いた方が良いかもしれません。


奥がR625の黒天冠キャップです。二つのキャップの内側を見てみましたが、違いは見て取れませんでした。交換しても問題無く締まりますので、ローラーボールと万年筆でキャップを共用しているのかもしれません。スターリングシルバーを用いているため、側面にAg925の刻印があります。925‰という意味ですね。

ペリカンの万年筆のペン先ペン芯がソケット構造になっていることは有名ですが、ローラーボールの三角錐部分も同じように外れます。R215では外れなかったので、モデルによって作りを変えているようです。もしかしたらペン先ソケットと径が同じかと期待したのですが、ぜんぜん違ってはまりませんでした。

当然といえば当然なのですが、ネット上ではR625を使っているという人を見つけることができませんでした。ペリカンはやはり万年筆、それか実用的なボールペンを選ぶのが普通でしょうから、あえて書く度にキャップを外さなければいけないローラーボールを選ぶ人は少ないのでしょう。

一週間ほど実用してみましたが、やはりローラーボールはサラサラと筆記が軽いのが良いですね。筆圧がいらない点は万年筆寄りですが、立ったままなどの不安定な状況でもペン先を気にせず書ける点はボールペンです。持ってる人もそういませんし、私はお勧めします。

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