2010年10月7日木曜日

M250用OBBニブ

M250用のOBBニブを単体購入しました。


M205DUOには標準で鉄ペンのBBが付いているのですが、これがちょっと厄介な子でして。いろいろ試してみたんですがあんまり調子がよろしくないのでいっそ交換してしまえ!という訳です。
購入店はreve-netshopです。当初M400用のOBBを注文したところ在庫確認ミスのため在庫がないとの連絡が…しょうがないのでM250用のOBBを注文しました。


OBBとはオブリークブロードブロードの略。オブリークとは"傾いた"、"斜めの"という意味で、ペン先が斜めに角度を付けて研がれています。元々はカリグラフィーのようにデザイン的な文字を書くためのペン先だと聞いています。また、ペン先を左にひねるクセのある人や左利きの人にも使いやすいとも聞きます。切り割りと直交方向には字巾が細く、平行方向には字巾が太くなります。
当初はレシート(0.07mm)の1枚も隙間に入らないほど切り割りが詰まっており、すこし力を込めて切り割りを開くように筆記しないとインクが出てこない有様でした。これは切り割りにスキマゲージを挟み込んでちょいちょいとスリットを開く事で解決。巷でよく言われるような”ペンの自重だけで筆記できる”万年筆となりました。


M205デモンストレーターブルーの改造ニブ”コンドル”と合わせて、手元にあるM205はどちらもM250のペン先が付いた事になります。色のミスマッチはそのうちニクロムメッキをするつもり…(本当に?)。M250用ニブはHEFが一つ手元にありますので、今度はM205デモンストレーター(透明)を中古で買ってきて使うのも面白そうですね。そうしたらインク工房で作ってもらった赤インク”緋袴”を入れようと思います。

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