2012年9月26日水曜日

セーラー レクル万年筆

万年筆を買う→改造→あっ改造前の写真を取り忘れた

 セーラーのレクル万年筆です。全体的にプロフェッショナルギアスリムのテイストを残しつつチープさも備えています。クリップはプロフィットSTあたりと同じ廉価タイプですね。

 インナーキャップが無いように見えます。この部分はキャップリングもあんな感じですし、廉価版のパーツのようです。

 尻軸側はプロギアスリムと同じ金型のように見えます。

 天冠中央が少し盛り上がっていたため、「レクルの天冠はプロギアスリムと同じ金型を使用しているためバッジをはめる穴ができ、そこを同じ色のプラスチック片で埋めている」という推測をしました。本当かどうかガムテープでバリッとやってみたところこんな具合に。

 折角だからプロギア系の錨マークを入れてみました。これでレクル万年筆とは思えない高級感が…キャップリングがアレだからやっぱ無理ですかね。

 普通のF-2ニブを使ってもつまらないので、ふでDEまんねんのニブを移植しました。首軸のネジはプロギアスリム/プロフィットスタンダードと共通なので適当に見繕っても良かったのですが、どうせだったらレクルらしい青透明の首軸を使いたかったためこうなりました。

 まだあんまり真面目に使ってないので何とも言えませんが、ふでまんニブは裏書きすると極細字が書けてなんだかんだ便利ですね。プロギアスリムサイズなので胸ポケットへの収まりも良く、適当に扱ってキズがついてもそんなにダメージが大きくない普段使いの万年筆になりそうです。


インク工房の再注文はネットからでも可能らしい

タイトルそのまま。
http://sailorshop.jp/SHOP/13-2000.html

管理番号は日付とその日の通し番号なので、適当に打ち込めば実在するインクの番号になっちゃうのでしょう。インクの名前で二重にチェックしています。

そこで思いつくのがこういうネタです。
http://goo.gl/l9tRn
誰もがアクセスできるように公開された情報なので、これを使って第三者が注文しても良いものなんでしょうかね。

2012年9月3日月曜日

ビスコンティ トラベルインクポット メタル

ビスコンティのトラベルインクポットです。

 このような箱が付いてきました。プラスチック製のものにはついてないようです。この他にピペットも付属しましたが、ガラス製のようで強度に不安があります。そのへんにあったプラスチックのスポイトを使っています。

 外観です。けっこうな量のインクを入れて持ち歩くことを考えると、強度の不安を拭いきれないプラスチック製よりも金属製のこちらの方が良いと考えました。代わりにペン先クリーナー?が無いのですが、無いなら無いで構わないような機能です。

 長さはプロフェッショナルギアと同じくらいですが、太さはかなりあります。プロギアKOPのリング部分くらいあるのではないでしょうか。

 キャップを引き抜くとこのようになっています。細い部分で内部に栓をするのですが、ここが机と触ってインクがくっついてしまいます。ティッシュを用意するか、指に挟んでおくかしないといけません。

 内側にいくにつれてゴム状の内部がすぼまっており、ここに首軸を差し込むことで隙間からのインク漏れを防いでいます。ここが劣化したり隙間が空くと、逆さにしたときに盛大にインクがこぼれてくるかもしれません。

 M625を差し込んでみました。上記の機構から、ある程度の首軸の太さがないと使えないようです。少なくともシャレーナは無理でしょう。

 ビスコンティのロゴが入っています。この部分がもりあがっているので、逆さにして置くことができません。

 規程の位置までインクを入れてみました。逆さにすると窓が全てインクに沈むので、けっこうな量が入ることがわかります。

 M205で1回吸引してみました。ちょうど窓の下のふちあたりが水面です。

 4回目の吸引中です。M205で4回インクを吸うことができました。

ペン先を上にして吸引するため、M205ならインクタンクいっぱいまで吸引することができます。

パイロット ペンサンブルファスナーペンケース

パイロットのペンケース、ペンサンブルシリーズのファスナー型3本差しです。

 詳細はスミ利のページに詳しく載っています。

 コの字のファスナーで開閉します。ペンサンブルシリーズはロールペンケースが主で、ファスナータイプはこれだけです。黒い部分はキップレザーで、見た目で考える以上に柔らかいものとなっています。

 ペンを入れるループが3箇所あります。内側の一つは太いペン、外側の二つは細いペン用に大きさが変えられています。

 PRODUCED BY PILOTの文字。

ポケットが2箇所あります。横長なので何を入れて良いか少し迷いましたが、長手方向の長さがA5の短辺がちょうど収まる程度でしたので、A5のメモ用紙を2回折って挟んでいます。

 色々なペンを挿してみました。写真は#3776本栖(センチュリーと同サイズ)、CUSTOM74です。少し余裕があります。

 プロフィットスタンダードとプロフェッショナルギア(2重リング)です。前者は余裕があり、後者が少しきついくらいです。

プロフィット21とプロギア(どちらも一体型リング)です。 2重リングより気持ちきつめです。

 DIAMOND530とM625(M600と同サイズ)です。余裕があります。

 世界の銘木シリーズです。だいぶ余裕がありますがクリップがしっかりしているので落ちません。上はVISCONTIのトラベルインクポットです。こちらは偶然にもジャストフィットサイズでした。

 太い方はプロフェッショナルギアKOPでも余裕で入ります。KOPが入るということは、M1000はさらに余裕を持って収まるということです(長手方向でひっかかる気がしますが…)。写真にはありませんが、細い方はM800程度でも収まりました。色が変わりましたが、これは光源の違いです。

現在はこのような構成で使っています。 上から三菱鉛筆ピュアモルトの太いもの、CUSTOM823、CUSTOM74です。ピュアモルトはトラベルインクポットに変えても良いようにも思います。