2010年12月28日火曜日

プラチナ グラマーBP

プラチナのグラマー(ボールペン)です。
虹風虹奈さん&笹篠さんが東京へ遊びに来るとのことで、Twitter繋がりでオフ会が開催されました。集合時間までだいぶあったので、暇つぶしに有楽町万年筆巡りです。


ユーロボックスでバキュマチックオーバーサイズを修理に出して伊東屋へ、中屋万年筆フェア中のようで出雲が並んでいます。その脇に太くて短くて黒いこれは…グラマーです。30本限定で発売中とのことで、伊東屋で見るとは思わなかったという物珍しさから1本お買い上げ。

分解してみるとどうもリフィルは4C規格のようです。インク切れの際でも安心ですね。スペーサーでリフィルを固定する形になっているので改造できるかもしれません。

USBボイスレコーダーMP3万年筆

USB接続のボイスレコーダーが付いた万年筆です。


虹風虹奈&笹篠来日オフまでの暇つぶしに秋葉原へ行ったついでに購入しました。長さは146程度で太さは146の胴軸くらいの棒です。


ペン先はどっかで見たドイツ製OEMです。大きさは146くらい。当然鉄ペンです。首軸は胴軸より一段細くなっています。


分解してみました。キャップは勘合でUSBボイスレコーダーはねじ式です。首軸以外金属軸で重め。「ナチュラルで暖かみ」は感じ取れませんでした。

2010年12月21日火曜日

シェーファー デルタグリップ

WAGNERの発足5周年記念大会の受付に「ご自由にお取り下さい」と置いてあったので貰って帰りました。


材質はステンレスでしょうか。プラスチックと金属の質感がコーヒーを入れる水筒のようです。尻軸は深絞りで作ったようでつなぎ目がありません。先のInsigniaは金ぴかで私のような若者が人前で使うにはちょっと気恥ずかしいものがありますが、こちらは黄銅色なのであまり目立たないのではないかと思ってます。


ペン先は金メッキのステンレスのようです。特に言うことなく普通にしっかり書けます。


ペン芯はこんなかんじ。エルバンのエンパイアグリーンを入れてノート取りに使ってみました。

2010年12月1日水曜日

M800赤軸

ペリカン スーベレーンM800の赤縞を購入しました。


M805青縞に続いて2本目のM800シリーズです。青の反対で赤、銀の反対で金ということで、M800赤縞となりました。インク工房で作ってもらった例の”緋袴”を入れてM805青縞とセットにして使う予定です。

M805青縞は最高にクールですが(異論は認める)、M800赤縞はなんだか暖かさを感じますね。


並べてみました。M805よりペン先が奥に刺さっているように見えます。


M800シリーズのペン先が丸研ぎに変わったという噂は聞いていましたが、実際に見てみると本当に丸研ぎになってます。(角研ぎのペリカンペン先は持ってないので手元では比較出来ないのですが…)

ペリカンで丸研ぎというとフルハルターの森山モデルが有名です。森山モデルの目的は丸く研ぐことで捻りに対する許容度を上げるためと聞いた事があります。角研ぎはひねって書くとインクが出にくいのだとか。より普通の人にとって使いやすくなったという事になるのでしょうか。これまでの角研ぎに慣れた人からは不満が出そうですね。

ブレイリオのペンシースにセットで入れてみたところ、太さがちょうどぴったりで逆さにしても落ちません。このまま使うことにしましょう。

購入店は楽天市場のカロカロです。「型番がズレているのでは?」「本当に届くのか?」と訝しむくらい妙に安いのが気になりましたが、えいやと注文してみました。無事届いてほっとしています。運悪くモンスターハンター3の発売日と重なってしまい、到着日指定から1日遅れで届きました。

2010年11月14日日曜日

東京有楽町文具屋巡り

修学旅行で東京に来たりぃさんと一緒に東京有楽町文具屋巡りに行ってきました。横浜伊東屋・日本橋丸善・ペンミュージアム・ユーロボックス・銀座伊東屋・天賞堂(時計屋)を半日で回る強行スケジュールです。

横浜伊東屋

まずは横浜で電車を降りて昼食を取り、高島屋の伊東屋へ行きました。プレラの限定色”色彩逢い”と色彩雫の小瓶セットなどを見つつ、先を急ぐためショーケースを一回りしただけで店を出ます。

日本橋丸善

東京駅へ移動して日本橋丸善へ、革製品や万年筆売り場を回ります。奥の試筆スペースに飾られている万年筆を見てペン先の大きさや価格の桁の違いに…

ペンミュージアム

自分も初めて行きました。丸善前の道路を南下するとペンミュージアムがあります。まずは壁いっぱいの歴代パイロット製蒔絵万年筆。50号ニブ大きい!と驚きます。万年筆製造工程のビデオに対して溶接がどうたら射出成形がどうたらと技術面の話をするのは工科系だからでしょうか。

ユーロボックス

時間が押しているので伊東屋より先にユーロボックスへ。りぃさんは戦前のパイロット製万年筆に興味を示していたのですが、どうもインクを入れるあたりが壊れているようで要修理とのことで断念。LAMY2000の4色ボールペンを買っていました。

銀座伊東屋

そして伊東屋です。ペリカンのアルテミス神殿やバビロンの空中庭園って誰が買うの…など。手紙コーナーで封蝋のスタンプを買いました。
グリーンワックスに押してみました。気泡が入ったり剥がすときに割れたりと失敗もしましたが、何度かやっているうちにコツを掴んできてうまく押せるようになってきました。

天賞堂

高級時計屋です。時計はわかりまえせん><
横浜でゲーセン行って宿近くのドトールで万年筆を試筆しました。お疲れ様でした。

2010年11月11日木曜日

Diamond530の首軸が割れる?

TWSBIからメールが来ました。付属のPDFファイルによるとDiamond530の首軸アクリル部分と黒いプラスチック部分のでっぱりを適切に合わせないで押し込むとアクリルが割れるとのことです。
我が家のDiamond530は…?


クラック入ってました

差し込む時に妙に硬いと思ったらこういう事でしたか。まあペン先をセーラーの14Kニブに交換して使ってるのであまり文句は言いませんけども。

これから首ユニットを外す人は気をつけてくださいね。

2010年11月7日日曜日

セーラーのインナーキャップ比較

右からキングプロフィットやプロフェッショナルギアKOPに使われるもの、プロフィット21やプロフェッショナルギアに使われるもの、プロフィットスタンダードやプロフェッショナルギアスリム、プロシックに使われるものです。

インナーキャップは意外と汚れやすいもので、たまに掃除したいですね。丸めたティッシュをキャップへぎゅうぎゅうに詰めて引っ張ると簡単に取れます。

2010年11月6日土曜日

プレラ 色彩逢い 紫

PILOTの万年筆プレラの透明モデル「色彩逢い」の紫を購入しました。



回転ピストン式コンバータCON-50が最初から装着されていました。現在はペン先をペン習字ペンのEFに交換し、色彩雫の山葡萄を入れて使っています。
CON-50は噂通り、盛大に棚吊りを起こしますね…もうちょっと濡れやすい工夫をしてほしい所です。プラチナの鉄球を入れる事で棚吊り対策を行いました。

2010年10月28日木曜日

セーラー プロフィット21

プロフィット21を買いました。


何の変哲もないプロフィット21です。なんだか今更な気もしますが、普通のプロフィット21です。


普通じゃないのはペン先。ズームの書き味が気になっていたところに安売りされていたので買ってしまいました。ズームって金にしか無いんですね。

2010年10月24日日曜日

ペリカンM205デモンストレーター

ペリカンのM205デモンストレーターを入手しました。


購入場所は新宿のキングダムノートです。ちょっと前に在庫が2つあったのですが、店舗へ赴いてみると売り切れ…という事がありまして。なんとか入手したいといろいろ監視していたら入荷を確認。フェンテ交流会のついでに確保してきました。標準ではステンレスのMニブが付いていたのですが、手持ちのFニブと交換してしまいました。


インクはセーラーインク工房で作って頂いた"緋袴"です。赤インクをデモンストレーターに入れると染みついて落ちないと噂されますが…気にしない!。


これでM205デモンストレーターが3種類揃いました。左からM205DUO(ペン先M250用OBB)・ハイライターインク、M205デモンストレーターブルー(ペン先M250用BB研ぎ出し改造コンコルド)・モンブランミッドナイトブルー、M205デモンストレーター(ペン先M250用HEF)・インク工房"緋袴"です。

2010年10月21日木曜日

プロフィット蒔絵万年筆「蝶」

セーラーの蒔絵万年筆を購入した件。


中身は14k中型ニブのプロフィットスタンダードです。このサイズに蒔絵ってありましたっけ?セーラーのサイトを見ても商品情報がありません。


近所の事務キチで購入しました。あそこは時たま万年筆の安売りを行っている事があります。前回はプロシックヴィーヴォが6割引でした。


キャップと胴軸にそれぞれ金銀の蝶が描かれています。蒔絵部分は多少盛り上がっていました。


通常21000円のところ、5本限り8480円でした。これは普通のプロフィットスタンダードのネット安売り価格と同じくらいですね。インク工房で作って頂いた赤褐色のインクを入れて使っています。

2010年10月7日木曜日

M250用OBBニブ

M250用のOBBニブを単体購入しました。


M205DUOには標準で鉄ペンのBBが付いているのですが、これがちょっと厄介な子でして。いろいろ試してみたんですがあんまり調子がよろしくないのでいっそ交換してしまえ!という訳です。
購入店はreve-netshopです。当初M400用のOBBを注文したところ在庫確認ミスのため在庫がないとの連絡が…しょうがないのでM250用のOBBを注文しました。


OBBとはオブリークブロードブロードの略。オブリークとは"傾いた"、"斜めの"という意味で、ペン先が斜めに角度を付けて研がれています。元々はカリグラフィーのようにデザイン的な文字を書くためのペン先だと聞いています。また、ペン先を左にひねるクセのある人や左利きの人にも使いやすいとも聞きます。切り割りと直交方向には字巾が細く、平行方向には字巾が太くなります。
当初はレシート(0.07mm)の1枚も隙間に入らないほど切り割りが詰まっており、すこし力を込めて切り割りを開くように筆記しないとインクが出てこない有様でした。これは切り割りにスキマゲージを挟み込んでちょいちょいとスリットを開く事で解決。巷でよく言われるような”ペンの自重だけで筆記できる”万年筆となりました。


M205デモンストレーターブルーの改造ニブ”コンドル”と合わせて、手元にあるM205はどちらもM250のペン先が付いた事になります。色のミスマッチはそのうちニクロムメッキをするつもり…(本当に?)。M250用ニブはHEFが一つ手元にありますので、今度はM205デモンストレーター(透明)を中古で買ってきて使うのも面白そうですね。そうしたらインク工房で作ってもらった赤インク”緋袴”を入れようと思います。

ランスロット5万年筆

ジャストマイショップ6割引セールをやっていたので買いました。ぺんてるの万年筆ランスロット5シリーズ緑軸です。

昨年も同じように6割くらいオフセールをやっていたのですが、その時は黒軸のみ6000円で色軸は7000円だったらしいです。今回は色軸も6000円。

胴軸は真鍮製で少々重めです。全体的に万年筆っぽいデザインだと思いますが、天冠の質感が少し残念かも。クリップのみリン青銅とのことですが、金メッキを施してあるため全くそのようには見えません。リン青銅は青銅より流動性が良いから鋳造に向くんだっけな。


キャップは勘合式で、キャップ内側に黒い板バネ状のパーツが入っており、これが首軸や尻軸を押さえているようです。これのおかげで尻軸にキャップを挿す際にぬーっとゆっくり奥まで刺さる感じがあります。


首軸はパイロットのOEM、おそらくカスタムと同等のもののように見えます。ペン先は小振りながら14kのオープンタイプニブが付いており、なかなか弾力のあるニブで、押せばしなるという感触です。利用できるカートリッジはペン芯に依存するため、おそらくパイロット製のコンバーターやカートリッジインクも使えるものと思われます。


この商品を1万5千円で買うかとなると考えてしまいますが、6000円であれば大満足です。

2010年10月6日水曜日

ミッフィー万年筆

横浜そごうで行われているゴーゴーミッフィー展でミッフィー柄の万年筆を購入しました。


ボディはプラスチック製で、射出成形の時ウェルドライン(縞模様)がはっきり見えています。ペン先はステンレススチールでイリジウム合金のペンポイントが溶接されています。字巾はMでヨーロッパ共通カートリッジが使えます。


付属のカートリッジを差し込んだらカートリッジが割れてしまいました。今はエルバンのエンパイアグリーンのカートリッジを挿しています。

追記
でぃじゅさんにお譲りしました。

キャップレス万年筆

実家の学習机の引き出しから出て来たのですが、誰に聞いても持ち主がわからないので貰って帰ってしまいました。


ニブがステンレスの安い奴です。字巾はF。ブレイリオのバッファローカーフミニ6穴手帳のペンループにジャストフィットする太さ・長さでした。まるで誂えたかのよう。

2010年10月4日月曜日

ペリカン改造ニブ"コンドル"購入

アメリカのRichardsPens.comでショップ改造のM250ペン先を購入しました。


注文したのは14kのCONDOR(日本におけるいわゆるコンコルドやポスティングに相当)です。配送はEMSで、注文から到達まで6日かかりました。
M250のBBニブを素材に使っているようです。


M205デモンストレーターブルーに装着しました。これまではM250のHEFニブと交換して使っていたのですが、ペリカンらしく"EF"とは名ばかりの太さ。さらに"H"でありながらちょっと力が入るとすぐ字巾が太くなっていました


大きく曲がったペン先は力を込めても字巾が変わらず細いまま。そして裏返すと極太字になります。セーラーのコンコルド裏返しや筆DEまんねんに近いものです。


M250ベースのタイプには、他にWaverley(ペン先が上向きに反っている)、ItariFine(表はイタリック、裏返すと細字)やArabic/Hebrew Italic(アラビア語・ヘブライ語用イタリック 右から左へ押し出すように書くためのペンなので左利き用にも向くのかも?)がありました。

2010年9月19日日曜日

セーラー ダイヤモンドダスト

北海道の大丸藤井セントラル限定万年筆 北の彩景事典第4弾 「ダイヤモンドダスト」のEFを買ってきました。


白いプラスチックにラメが入っています。プロギアスリムラメと同じ製法なんでしょうか?一見わからないのですが、光の具合でキラキラして見えます。


ペン先には北海道のマークがプレスされています。専用の型を作ったんでしょうか?やる気のある文具屋は違いますね。

リングにはDAIMARU FUJII SINCE 1892と書いてあります。
さいしょ16日に虹風虹奈さんと一緒に行ったのですが、到着したのが閉店間際…。ペン先の調整は時間が無くて出来ないとのことなので受け取りを諦め、インク工房だけやってきました。虹奈さんの注文したインクは青い色で、命名「水面色」。喜んでいただけたようで幸いです。スティデュオ共々どんどん使って下さい。
そして翌日。万年筆の代金を支払い長原さんに「手帳用に使いたいのでインクの出を絞って欲しい」と注文しました。

2010年8月9日月曜日

ペリカン M205DUO

ペリカンの蛍光イエローマーカー万年筆M205DUOを買いました。


当初はスルーする予定でしたし、ネットショップではだいたい完売で今頃探しても手に入らないだろうと思っていたら…水戸京成丸善で2本残っているものを発見。その場ではまだ我慢しましたが、我慢できずに本日お買い上げ。


昨年のM205デモンストレーターブルーと比べて、天冠まわりの部品が黒プラスチックからメッキパーツに変わっています。値上げ効果なんでしょうか?


話題のハイライターインクは普通の蛍光ペンと同じような色になっています。今のペン先はちょっとフローが多いからか、通常より乾きが遅くなっています。標準BBのペン先はマーカーにはちょっと細いかな?パッケージを見た感じ、文字全体を塗りつぶすのでなく文字の上に線を引くような使い方を想定しているようです。ペンポイントがちょっとずれてたけどどうしよう…?


ちなみにこのDUOはインクが最大限に吸引出来るピストン位置に設定されていました(最大吸引した状態でピストンの棒がお尻の内側にぶつかる位置)。デモブルーもそのうちピストン調整したいもんです。

追記
ペン先をM250用OBBに交換しました。より幅広のペン先になったためマーカーとしても太くなりました。当時はどこも品切れでしたが、今は再販されたおかげで手に入りやすくなっているようです。