ここ数年はA4ノートを常用していることもあり、ノートカバーの類が欲しいなと思っておりました。そもそもA4サイズのノートカバーがほとんど無く、マルマンの「ニーモシネ ノートパッドホルダーウィズ5ポケッツ」に無理矢理ノートを差し込んで使っておりました。
このまま使っても良いかなと思ってはいたのですが、先日銀座伊東屋でブレイリオのA4ノートカバーを発見してしまいました。ネット上ではそんな商品が存在するなんて情報は得られなかったというのに。ブレイリオは自社製品一覧をネット上に上げるべきです。クリスタルグレインを買うところだったではないですか。
その時は後に予定が詰まっていたので名入れを待つ時間が無く、とりあえず在庫が存在することだけ確認して帰りました。そのうち暇なときに注文しようと思っていたのですが、なにげなくふと寄った丸善水戸京成店に同じ商品があるではありませんか(どうでも良いのですが、正式名称は丸善京成百貨店店にならないのでしょうか?)。
ここの丸善はブレイリオに限らず品揃えが豊富で、他の丸善にも引けを取らないものがあります。万年筆でいうと現在ペリカンフェアのようで、300から1000まで基本全色揃ってます。M450やM420、M425、M625などの銀製品、M320のグリーン、ルビーレッド、パールホワイトも揃っています。M1005もありました。スーベレーンの大きな模型もあります。やる気です。
セーラーに関して言えば智頭杉鉄刀木黒檀スタンダードが揃ってます。グランザスとグランザスネオが揃って置いてあるのはまた別の問題のような気がしますけど。
手元の製品と同じように名入れを頼んだところ、ブレイリオ側の在庫に名入れをしてから店に発送するため10日ほどかかるそうです。また店に取りに行くのも大変なので自宅へ郵送してもらうようお願いました。
A4用カバーなので大きいです。革製品は中に入れるものが大きくなると製品も大きくなってお値段も可愛くなくなるのが難点です。手触りはブレイリオのオイルバッファロー手帳と同じようです。
基準万年筆としてプロギアを置いてみました。手元にあるものはどれもスタンダードなものから少し外れたものばかりで基準選びに難儀します。
開いたところです。見開きでA3よりも大きくなりますのでかなりの大きさです。ペンループはプロギアだって入る大きさなので太い日も安心です。右中央に名入れを頼みました。
A4ノートとB5ノートを置いてみました。だいたいのサイズがわかると思います。
想定された使い方として、左にノートを右にロディアを差し込むというものがあります。しかしながら、左に差し込んでいるPremium CDノートはおよそ100枚の厚みがあるのでロディアと同時に挟むのは無理でした。そもそもこれはニーモシネです。
まだ使い込んでいないので詳細な感想は後にしますが、とりあえずファーストインプレッションとして手触りが良いです。これまで持った革製品の中で最も面積が広いので、撫で具合もまた一段異なった感じです。表面はミシンの糸が見えない隠しミシン技法を用いて作られており、すっきりした印象を感じます。早い話がこれのサイズ違いです。
もう少し使ってみたらまた追記しようと思います。