2012年10月18日木曜日

セーラー プロフェッショナルギア透明

 プロギアの透明軸です。

 例によって日本橋高島屋のセーラショップです。いやあ透明軸って良いですね。9月は地方で行われる二つのイベントを方や参加者方や運営としてハシゴしてきまして、無事9月が過ぎた事への記念(ということにします)です。

 透明軸にインクを入れると汚れるからインクを入れないという話をたまに聞きますが、文化遺産でもなし、そこまでする必要は無いかと思います。実用品として作られた実用品ですしね。書類にこまかく赤を入れる際に使っています。

 ペン先はセーラーの21K大型です。そういえば手元にあるセーラーの現行タイプのバイカラーはこれ一本かもしれません。21K大型ニブ自体は何本かありますが、初期型だったりロジウム一色だったり。

 このEFは細いEF?太いEF?21K大型ニブらしい弾力の感じられる書き味だと思います。字幅はEFにしては少し太いかな?(比較対象がデスクペンペンジなので大抵のEFは太いのですが…)。21K大型ニブのEFはこれが初めてです。

 同じお店から同じ構成で買っている方が複数おられましたので、真似して書いてスキャンしてみました。

 せっかくの透明軸なので、インク工房で作ったオリジナルインクの緋袴が入っています。

 海外限定100本のはずがまさかの定番入りをしたKOPデモンストレーターと並べてみました。全体的に似ていますが、KOPはキャップリングの大きさとカートリッジガイドの存在が目立ちます。本当はプロギアスリムの透明軸もあるのですが、あっちの方に置いてきてしまいましたため今回は写真がありません。

 プロギアスリム透明を並べてみました。インクは左から桜森、緋袴、緋袴です。KOPだけ飛び抜けています。

 ペン先も比較しましょう。スリムはバイカラー無し、KOPは金はバイカラーで銀はロジウム一色というわけで、この中でもバイカラーはプロギアだけです。

 KOPのペン先はプロギアの1.5倍らしいですが、何が1.5倍なのでしょう?見たところ正面からの投影面積なのかもしれません。

 セーラーの定番ラインナップには透明軸のプロギアは無いようですが、どこかの限定品だったのでしょうか?透明プロギア自体はぶんぐるの限定あたりであったようです。プロギアスリムの透明軸は趣味文や他で何度か登場しています。

2 件のコメント:

  1. 初めまして、T2と申します。
    今回ご紹介されている万年筆も素敵ですね(*´ω`*)

    自分では万年筆を使ったことがまだないのですが、
    こちらのブログを拝見しているとその素敵さに胸が踊ります!

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    1. 日常から手書きで文字を書く機会が少なくなった現代ですが、万年筆も使ってみると良いものですよ。

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