TG-3の液晶画面部分は69×49。このサイズと同じかそれより小さいものである必要があります。そうして見つけたのがハクバのライカM用液晶保護フィルム。サイズは68.6×48.6で、TG-3より縦横共に0.4mm小さいものです。実際にはTG-3の液晶画面部分左はカーブしているためジャストフィットとはいきませんが、液晶画面は充分カバーできています。
ライカM用液晶保護フィルムを付けた次の日、うっかりレンズキャップを付け忘れたα55と同じ鞄にTG-3を入れてしまい、レンズプロテクタのローレット部分に液晶保護フィルムをガリガリと削られてしまいました。液晶保護フィルムは表面のコーティング層が剥がれたもののフィルム自体に破れは無かったため立派に使命を果たしたとも言えるのですが、さすがにこのままにもしていられません。同じ液晶保護フィルムを買うのも芸がないので、今度は液晶保護ガラスを貼り付ける事にしました。
使命を全うした液晶保護フィルム
液晶保護ガラスは液晶保護フィルムより値段が数倍高く、高級デジカメ用のものしか売っていません。ライカMは充分すぎるほど高級なデジカメなので当然液晶保護ガラスもあるだろうと思っていたのですが、探しても見つかりませんでした。ガラスとフィルムでは加工の手間が違うでしょうから、数が出ないカメラ用に液晶保護ガラスを出してもペイしないのかもしれません。制限の中で見つけたのがケンコーのEOS 6D用液晶保護ガラス。68.0×46.8なので短辺が少し小さいのですが、そもそも液晶画面部分のアクリルパネルは液晶画面よりも大きいので、液晶画面を覆っていればそれで構いません。とりあえず買って、貼ってみました。
ガラス上部に見える筋が残念ポイントでして、この筋より内側が粘着面となっています。おそらくEOS6D用に最適化されているためでしょう。液晶画面を斜め上から見ると、この筋が見えてしまいます。液晶保護ガラスをギリギリのラインまで上に持ってくることで、筋の見える範囲を狭めています。
STYLUSの文字に液晶保護ガラスの下端が重なっています。これはもうしょうがないものと割り切ります。
ひとつ残念なのは指紋が付きやすいこと。RX100M2用に使っているDeffの液晶保護ガラスは元々がスマートフォン向けの商品から発展したものなので指紋が付きにくく落ちやすいコーティングが施されています。ケンコーの液晶保護ガラスにはそのようなコーティングが無いため、指紋など皮脂の汚れを落とすには布でしっかり拭ってやる必要があります。試した訳ではありませんが、Deffの液晶保護ガラスでTG-3に使えそうなのはLUMIX用のこれでしょうか。
TG-3用に使える液晶保護フィルム類としてライカM用とEOS6D用があり、見た目はライカM用保護フィルム、保護性能としてはEOS6D用保護ガラスが勝っていました。
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