2014年7月1日火曜日

オリンパス TG-3KO 工一郎

 オリンパスの三代目工事現場用カメラ「TG-3KO 工一郎」が届きました。

 最近は現場で写真を撮る機会が増えまして、ほこりっぽいところに普段使いのカメラを持ち込んで壊すのも嫌だなあと感じていたところにTG-3KO工一郎発売のニュースがあり、NTT-Xの価格が意外と安かったため買ってしまいました。SDカードは東芝のEXCERIA Type1 16GBです。

 外箱はTG-3と同じもので、工一郎のシールが貼り付けてあります。

 TG-3とTG-3KO工一郎の付属品の違いは、工一郎だけの追加機能の説明書と保険の申込書の有無だけです。

 シリコーンジャケットを着けて。確かにジャケット付きの方がグリップが良く、滑って落ちることは無さそうです。

 外見的にはTG-3と全く同じです。そのあたりもコストダウンのためなんでしょうね。中身で勝負です。

 シリコーンジャケット無しで。こちらもTG-3と全く同じです。ちなみにストラップはペンタックスの防水デジカメ用のもので、防水仕様です。雨中や粉塵環境での拭き取りを考えてのチョイス。

 工事現場用カメラらしく、時計設定をしないと撮影できない、SDカードが入っていないと警告が出るなどの撮影ミス防止機能が付いています。時計設定されていない写真データだと、工事日や時間をごまかした可能性を疑われかねません。電源を切るときにTG-3工一郎の文字が出ます。

 目玉機能の工事写真クリアモード。フラッシュ発光禁止と高感度撮影、階調補正の組み合わせで3つのモードがあります。

 説明書には一般モデルの屋内撮影は登載していないと書いてあるのですが、これは一般モデルと何が違うんでしょうか。

 スローシャッターが工事現場です。このような環境では三脚を使いたいところですが、三脚を担いで歩くのもけっこう大変ですよ。ミニ三脚を付けて何かの上に置けばいいかな…

 使用頻度が高そうな資料モードです。たまに、半日ぶっつづけで紙の資料を撮影し続けることがあります。ライトガイドと併用すれば腕の影が映り込むことを防げるかもしれません。試してみたいところです。

 簡単CALSモード。私は工事屋さんではないのでこのあたりは余り詳しくないのですが、国交省の電子納品に貼り付ける写真サイズは今時の感覚ではかなり小さい1280×960なのだそうで。いちいち必要な写真をサイズ変換する手間を省けるそうです。

 撮影した写真データのファイル名を変更できる機能です。例えばSONYのカメラではDSC00000.jpgといったように、カメラメーカーごとに決まった基準で写真データのファイル名が決まるのですが、このカメラはTGKO0000.jpgといったように頭の4文字を数字とローマ字の組み合わせに変えることができます。現場ごと、カメラごとにファイル名を変えれば管理がしやすくなるでしょう。

 工事写真の改竄を防ぐ、オリジナル画像判定機能です。別の日に別の場所で撮影した写真のExifを書き換えて流用したり、写真をレタッチして都合の悪い部分を消したりといったことをしても後から加工の有無がわかるようになります。これをオンにしていると撮影後の処理にけっこう時間がかかるため、連写には向きませんね。なお、オリジナル画像判定サイトはTG-3KO工一郎の発売を待たずに閉鎖したため、証明には蔵衛門御用達を購入する必要があります。

 いまいち用途が見えない静止画録音。たぶん、写真だけではどこを撮影したのかわかりにくい場合に音声メモを付けておくことで後から判別しやすくするんじゃないかなって思います。

 他にも色々機能があるのですが、数時間前に届いたばかりでまだ現場に持ち込んでいないため、後日改めて書こうかと思います。TG-3発売記念のリングアダプタプレゼントキャンペーンに応募しましたので、フィルターも付けてみたいです。







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